その馬鹿でかい音に

僕は身震いした。



「あの、僕、軽音部に入れて、良かったっす。」

そう言うと二人は吹き出した



「あはは、何言ってんの。まだ楽しいのはこれからだよ?」

城島先輩は笑った


「笑っちゃったけどね。私もそう思ったよ。」

矢野さんも笑いながら言った



(退屈しない高校生活になるな。)
僕は思った。


そして学校は夏休みに突入した。


「創設ラピドマン」