学校の屋上で一人、佇んでいる少年。 名前は古村時雨、17才。 その少年の瞳は涙のせいで輝いており、頬には数滴の涙の痕が。 彼、古村時雨は、二ヶ月付き合っていた最愛の恋人に別れを告げられ、ここに来た。 普段、この屋上は立ち入り禁止なのだが、常に鍵は開いており、生徒の立ち入りに、教師は全員、黙認である。 そんな屋上で時雨は、運命の出会いを果たす。 『ねぇ、なんで泣いてるの?』 そう、これが、彼相原永久との出会いだった。