「誰かさんもそこで悩んでんの? ふ、苦し紛れのお前かよ」 あたしは春木くんのであろうシャープペンを持ってさらさらと式を書いた。 あーなって、そうなって、こうなって…。 出来上がった式と答え、それとやじるしとイラストを携帯のカメラで収めて、メールに添付する。 「ふふ、お前予想を裏切ってくれないもんなー。わかってるって……!?」 メールを送信し終わって、あたしはぱちんと携帯を閉じた。 春木くんが恐ろしいほど目を見開いて、あたしがさっき書いた答案を凝視している。