でもここまで言ってしまった手前、もう引き返せない。 「見つからないようにすればいいんでしょ! わかってるわよ、ばか」 あたしは荷物を持って走り出した。 我ながらなんてあっぱれな去り文句。 な、のに。 春木くん、後ろから追ってきます。 あたしは、あたしなりに猛ダッシュをして逃げてった。