電気もつけずにあたしはソファの上で体育座りをしていたから。 まぁそりゃ驚く、よね…。 「うぉ、陸、か。…びっくりした」 春木くんは買ってきたらしい雑誌を置いて、冷蔵庫をあさった。 「一時間もずっと待ってたの? 風呂は? 入った?」 「…入ってない」 「あ、ほれ」 春木くんはアイスを見つけてあたしに投げつけた。 あたしはそれをうまくキャッチする。 棒アイス…安物だ。