俺様VAMP!




……多分。
彼は…私を助けてくれようとしたんじゃなくて。
本当に私のこと欝陶しく感じているんだろう。

蓮の意識が、観月くんに注がれて、私を捕える腕の力が緩んだ。

その瞬間に気がついて、私は腕を振り払う。

そしてそのまま、教室を飛び出した。



相変わらず、逃げ惑う私の背に、蓮の硬い声がぶつけられた。