俺様VAMP!


メイさんが、口調は昨日のまま、少しだけ明るさを引っ込めた。苦く、笑って。

「……昨日、ごめんね。…もしかして、夜、泣いた?」

「…ああ、いえ。ちょっとホームシックで…」

「それ、私のせい?」

綺麗な指先を、私の目尻にそっと伸ばす。
思わず軽くのけ反ってしまう。

「…違いますよ、大丈夫。こちらこそ、昨日はすみません。ちょっとびっくりしちゃって」

手を振って、軽くおどけるように。


…お願い。
………触ら、ないで。


でも、私は顔に笑みを貼り付ける。
わざとらしいくらい。