でも、何とか拘束から逃れようと、できる限り、必死で暴れると。
軽い舌打ちが聞こえて。
グッと、一際強い力で、髪を掴まれた。
驚いて目を瞠った次の瞬間。
「……ん………ッ?!」
あっという間に、口唇を塞がれた。
息も許さない、強引な…。
「…………ッ!!」
強引に押し込まれる、なまめかしい、舌の感触。
私の舌を、妖しく搦め捕る。
チュ…、と唾液が擦れ合う、微かな水音が響いて。
羞恥が全身を金縛りにする。
ギュッとキツく目を閉じる。
……やだ!
や、………!
苦し……!
「ん、…んッ……!」
慌てて押し戻そうとしても、力が、違う…!
男の人の…力!
全然、敵わない…!

