クツクツ、肩を揺らして笑いながら。 スルリ、と再度距離を詰めてくる。 しなやかな動き。 でも、私の顔の真横。 ドン!と、強く片手を壁に…付いた。 ビクッと、思わず体が揺れる。 「へえ…。いいのかね、そんな事言って」 「…な、何ですか!」 本当に…失礼! 今後、こんな男とは、絶対関わらない!! 絶対! そう思って、強気な姿勢を示す為に、さらに強く睨み返した。 …虚勢だけど。 でも、これ以上の反撃のカードを持たない私。 内心で焦り始めた時。 …天の助けが入った。