私だって空と同じように、髪は茶色だし…高校に入ってメイクだって覚えた。
だけど、どうしても童顔はなおらない。
大人っぽい弟、空。
子供っぽい姉、私。
どんどん空が、変わっていって…私から離れて行ってしまいそうで…
そんなことを考える私は、相当重症なブラコンなんだと思う。
「早く空離れしなくちゃね。もう私だって高校3年生だもん。」
そう決意して、着替えをすまし1階に急いでおりた。
「茜、おせーよ。」
「ごめんって。あー、今日の朝ごはんはホットケーキだ。やったあ」
朝はいつも、空が作ってくれる。
「お母さん、今日はホットケーキだよ。おはようございます。」
「普通、おはようが先だろ」
お母さんは私が中1、空が小5の時に交通事故で亡くなった。
それから、今までも忙しかったお父さんはさらに働くようになり二人の時間が増えた。
普通、料理とかは私がするべきなんだろうけど空のほうが私より料理の素質があったわけで…υ
私も人並みに作れるけど、基本料理担当は空になっている。

