生意気な義弟





「返事は、まだしてないんだけど。」




頭の中、いっぱいいっぱいで…どうすればいいかわからない。




だけど、高原君…




「…すごく、いい人だから」




まだ少ししか、わからない。




だけど、そんな少しの間だけでもわかる。




いい人だ、高原君。





「付き合うのか?」



「……まだ、わかんないけど。多分付き合うと思う。」




ひゃー!!///



なんか恥ずかしい!!!




「あはは、うん、それだけ///」




やだ、もー…暑くなった。





「ごめんね、空。それだけなんだ!あは。片付けよっか」




食べ終わった皿をシンクにもって行く




「空ー、さげてねー」




私の言葉に、空はなんの返事もせず立ち上がった。




「ありがと、空」




皿をもってきてくれた空にお礼を行って皿を受け取る。




「よかったら、机ふいてくれる?」




空は私の後ろに立ったまま動かない




「空?」




なんか様子がへん…?