生意気な義弟





「えっと俺、サッカー部で…末森さんの弟の先輩になるんだけど」


「え?」





空の先輩だったんだ、サッカー部の人たち把握してないからなあ…。





「空がいつもお世話になってます…」





深々とお辞儀すると、高原君は慌てて『いや、こちらこそ』と深々とお辞儀してくれた。





「で、サッカーの試合に末森さん来てた時に…好きになった…んだ。」





照れながらも話してくれたきっかけ、だけど試合に行っただけで好きになれるものなの?





「点が入ったときの笑顔とか、失敗したときの応援とか…だんだん俺だけにむけられたらって考えてて…」





なんか、照れちゃうよ…





「もう3年でサッカー部引退だから…早く言わなきゃって思って…」





そして、耳を赤くしながら高原君は…





「絶対大切にします。だから俺と付き合って下さい。」



「…高原君…」