全身が鉛を抱いてるように感じ重く、痛い。


口の中に鉄の味が広がる。

そんな感覚を癒すように外に出ると星空が綺麗に見えた。


戦いを忘れるくらいに澄んだ星空が広がっていた。


じかし、そんな静寂を破るように金属のぶつかる音が響く。


音の方を見ると、互いに殴り合っていた。


互いの装機な装甲が変形していた、互いに激しく殴りあった結果だった。


金属同士が殴り合い、暗闇に火花飛び散る。


『シャトルも・・・遠野くんも・・・守ってみせる・・・・』


叫び声にも似たユイの悲痛な声が一般回線から聞こえる。


『革命を止める者は誰でも・・・倒さなければならない・・・』


テロリスト機がユイ機の胴に一瞬の隙を付き強い蹴りを食らわすと、ユイの機体は後方に弾き飛んだ。


鈍い金属音て共に、倒れこんだ。


さらに追撃をしようてする動作をしたが、とどまりシャトル方向に機体を向けた

『どうやら・・・時間が来たようだな・・・・・』


『お前え達の希望を、私が打ち砕く、我らの革命の為に』  


ユイの装機は動かない。


テロ機はローラーダッシュをかける。


方向は―――



無論、シャトル格納庫


止める手立てはもう、無くなった。


僕達はシャトルを壊されるのを待っだけなのか――


しかし、テロリスト機はシャトルに迎う途中でいつの間にか遠方から多数の戦車隊の砲撃エリアに囲まれており。


戦車隊の集中放火で、進みながらもその形を変形させながら―――舞う様に弾かれた。






『オロチ様――――彼らに復讐を――――後の世界へ―――』













テロリスト機が小さく跳ね上がり爆発をして炎が上がる。




小さな閃光が見えた。





僕達は、どうにかテロリストを辛うじて防ぐことができた様だった。