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美瑠『完成~~☆』
翔「おッ、イイ匂い」
今夜の夕食のメニューは、
鶏肉、ほうれん草、モッツゥレラチーズの入ったペペロンチーノ。
シーザーサラダ。
フランスパン。
私としては、良くできた☆
翔の口に合うか心配だけど…。
まぁ、翔が私に‘作って’って言ったんだから、文句を言う権利は無し!!
なんだけど…
やっぱり気になる。
翔「いただきま~す☆」
美瑠『いただきます☆』
おいしいかな?
翔の口に合うかな?
翔はひたすら黙って食べる。
黙ってたらわからないぢゃんッ!!
なんか喋ってよ!!
私、食べる気になんないぢゃん!!
美瑠『…おいしい?』
翔「ウマいよ☆
今、俺夢中で食ってたし♪
でも、お前って料理出来るのに、家庭科の点数でさえも悪いよな((笑」
美瑠『実技は出来てもペーパーテストは無理なの!
しょうがないの私は頑張っても報われないから頑張らないの』
‘おいしい’とは言ってくれたけど…
わざわざ勉強の話にしなくたってイイぢゃない…。
でも、私は本当にペーパーテストだけは無理なのだ。
家庭科の調理の実技テスト、裁縫の実技テストは出来がいい。
技術も器用だから、物を作るのは得意。
国語も作文は出来がいい。
体育なんて、陸上も学年女子の中では、かなり上位。
水泳なんて、小学校の時から、学校代表水泳大会出場選手ぢゃなかった年など無い。
調子がイイ時なんかは、ベスト3に入るコトだって珍しくはない。
だが、
小学2年生から高校受験までの約8年間ずっと塾に通い続けていたにも関わらず、ペーパーテストだけは、相変わらず酷い。

