美瑠『…勉強頑張っても報(むく)われないだけだもン!』


莉奈「はいはい。ゴメンね!

でもホントのホントに、わからないの??」


美瑠『だから何がぁ??
何のことかくらい教えてよね?』


莉奈「ぢゃあさぁ、美瑠は今日、翔を部屋に入れて、夕飯を一緒に食べたり、語ったりした時、どんな気持ちだった?

いつもの恐怖では無かったんでしょ?

不安でも無かったんでしょ?


感じたのは…“ドキドキ”だったんでしょ?」