うっ・・・。
そんな悲しい顔して 俺の事本当に嫌い?、なんて聞かれたら私もどう答えていいのやら。
美瑠『き、嫌いって…言ったら、どうする?』
春樹「俺、まぢで泣く。今すぐニューヨークに帰る。あ、なんなら本当にジャングル行くかも。」
美瑠『前半はまだ良かったのだから、後半の発言は私のこと馬鹿にしてた。』
春樹「いや、結構真面目に・・・」
美瑠『あっそ。もうお兄ちゃんなんて嫌い。ジェット機墜落して無人島に着いて変な民族に襲われて白熊さんに食べられちゃえばいいのに。』
春樹「・・・・・」
美瑠『・・・!、冗談だってお兄ちゃん!そんな潤目にならないで!ごめんね、ごめんね、お兄ちゃん大好きなのだよ?愛情の裏返しなのだよ!?』
お兄ちゃんが目うるうるさせてる。
ちょっと言いすぎちゃったかも!
どうしよう、お兄ちゃん無人島行っちゃったら!
春樹「…まぢ、面白すぎて目が潤んでくんだけど!お前、本当馬鹿だな!でも可愛い~。まず無人島に白熊いね~!次に、“無人”島なのに民族いたら無人島ぢゃね~し!」
心配した私がアホだった!
美瑠『あのね、そういうストーリーのDVDあるのだからね!私、観たんだからね!無人島に白熊さんいるからね!無人島に変な民族いるからね!』
春樹「ど~ゆ~DVD観てんだよ!柄ぢゃね~っての!」
目に笑い涙を溜めて、お腹を抱えて大爆笑しているお兄ちゃん。
──コンコン
春樹「どーぞ~!」
扉をノックする音に、未だに笑いながら返事をしたのはお兄ちゃん。
莉奈「・・・美瑠!?、いつ起きたの!?」
りっ、莉奈!?
春樹「莉奈チャンが病室出てすぐに起きたよ?」
ん?いつの間に知り合っていたのだろう。
あ、多分、私が目覚ます前に知り合っていたのだろうか。
莉奈「は、春樹さん…そんなに笑ってどうしたんですか…?」
春樹「いや、こいつが馬鹿で面白くってさ~!」
莉奈「あ~、それならわかります、美瑠の馬鹿度は面白いですからね。」

