美瑠『、うぅっ…痛ッ、!』
目を覚ました途端、頭と背中に激痛が走った。
頭を手で抑えようとするも…両手は後ろでロープで縛られた状態。
両足首も同じように縛られている。
私は冷たいフローリングに横たわっていて、
周囲を見渡すも、ここがどこなのか、さっぱりわからない。
“ガチャン”
…扉が開く音と同時に数人の人の声。
「馬鹿だよねぇ、こいつもこいつの彼氏も。」
「でも、こいつの彼氏、かなりあたしの事警戒してたから、まぁ、そこまで馬鹿ぢゃないんぢゃね?」
「まぢでぇ~?てか、そろそろ助けに現れろしぃ~!もしかして、こいつがこんな状態な事に気付いてなかったりしてぇ~。」
「それにしても、ちょっとやり過ぎたんぢゃね?」
「確かに俺も思う。もう既に目を覚ましてないとヤバい時間だぜ?」
「いいんだよ、こんくらい。こんなんでウジウジしてんな。今日だけだと思うなよ。まだ終わってねぇ~から。」
面白そうに嘲笑う人達。
目を瞑っている私にはその姿が見えないけれど、女の子2人と男の子数人だと思われる。
きっと、この人達が私をこんな風にしたんだ。絶対。

