一也「気が向いた時な。」
おっ!?
冷血王子とも呼べる人が勉強を私に教える。
冗談半分で言ってみたことだったけど、意外な反応で嬉しかった。
それは好きとして嬉しかったわけぢゃないよ?
冷血王子の転入後初のお友達が私っていうのと、仲良くなれたっていうのが嬉しかった。
その後、黒崎君との会話は特に無かった。
しばらくして、テスト勉強を終えた私は、黒崎君に「バイバイ」と一言残して寮に戻った。
美瑠『遅いな~…』
翔がまだ帰って来ない…。
部活動は6:30までが絶対で、しかも、この特別寮は普通科の女子寮や男子寮、特進科の女子寮や男子寮、研究科の女子寮や男子寮よりも校舎から近いから、そろそろ帰ってきてもいいはず…。
どうしたんだろう…?
まぁ、気にすることないかな?
きっと、片付けやら何やらで忙しいんだろう。

