美瑠『…ふぅわ~』
チラッと横を見る。
翔はまだ寝ている。
私もしばらくベッドの上でゴロゴロしてることにしよう。
それにしても、最近頻繁に見るようになった、幼い頃の私の夢。
あの男の子は誰なんだろう?
必死に過去の記憶を探る。
それでも出てこない。
むしろ、幼稚園児の時の記憶すら、出てこないのは何故?
寝起きだから頭がボケてるのかも…。
ていうか、大体これは夢の中の話しだし、夢に出てきた男の子が実際に存在するとは限らないのだから考える必要なんてないぢゃん。
ただの夢…。
私はその思い、考えるのをやめた。

