リアル彼氏

アタシは、
ラブホの部屋から出ようと

立ち上がり、
ドアに近付いた

「でも!
それでも俺は
お前を愛せる!
だから、
自分を責めんな…」

矢蕗の腕が近付いて
アタシは
矢蕗の温かい体温に
包まれた