「なぁ…」 気付けば、 ホテルの一室。 薄暗い雰囲気を 漂わせるこの部屋は 何だか不気味だ。 「……」 「聞こえてんだろ?」 「……」 アタシには 矢蕗の声が聞こえてる でも、 矢蕗の為に敢えてムシした