「ねぇ、こんな田舎に何しにきたの?」
おばさんが襖を閉めるのを確認すると、突然晶君が話しかけてきた。
「何しにって……、農業したことなかったから、体験しにきたの。」
「はぁ?何が楽しくて?」
えっ、ちょっと……何、この子。
さっき、おばさんがいたときと全然態度が違うじゃん。
「だから、ほら。実際、やってみないとわからないじゃん?農業とかって。」
「実際にやったってわかんないよ、農業の良さなんて。美優だってわかってんだろ、そのくらい。」
でもねぇ、本当のこと、単位がどうとか、話したってわかんないでしょ?
……ん?
「今、私のこと、呼び捨てにしなかった?」
「したよ?何か悪い?」
悪びれる様子のない晶君。
さっきの言葉、撤回。何なの、このクソ生意気なガキは!
おばさんが襖を閉めるのを確認すると、突然晶君が話しかけてきた。
「何しにって……、農業したことなかったから、体験しにきたの。」
「はぁ?何が楽しくて?」
えっ、ちょっと……何、この子。
さっき、おばさんがいたときと全然態度が違うじゃん。
「だから、ほら。実際、やってみないとわからないじゃん?農業とかって。」
「実際にやったってわかんないよ、農業の良さなんて。美優だってわかってんだろ、そのくらい。」
でもねぇ、本当のこと、単位がどうとか、話したってわかんないでしょ?
……ん?
「今、私のこと、呼び捨てにしなかった?」
「したよ?何か悪い?」
悪びれる様子のない晶君。
さっきの言葉、撤回。何なの、このクソ生意気なガキは!


