ミンショウ!

―――そんなこんなしているうちに、4校時目が終わった。

「(昼休み・・・)」


授業もまともに受けていなかったくせに、すごく疲れた・・・。


「ちーぃ!ご飯食べよっ」

「あ、うんっ」


良かった、普通だ・・・

そっか・・・昨日見たことは、全部夢だったんだ・・・!

そうだよ・・・うん!


「ねっ!」

いきなりハイテンションになって声を発する私に、しーちゃんはビクッとした。

「え!?え!?」

何が!?という顔でしーちゃんが聞き返してくる。

それを無視して、私は一人で

「そうだよ!あんなんあるわけないない!」

なんて言って、弁当を開けてガツガツ食べた。

しーちゃんはポカンとしていた。