天を仰ぎ



慌ててヒューはミユの口を押さえる


はぁーっと溜め息を漏らした


「言葉のあやです。ただ、瞬間的に移動しただけです。」


ミユはまた瞳を大きく開いた



「そんな事で大声出さないで下さい。」

耳にヒューの息がかかりミユは顔を真っ赤にして、恥ずかしさでブンブンと頭を大きく縦に降った