それからも様々なお店に入り、見る物全てが新鮮でまたミユとシアンからは質問の嵐だった
『ね~!ヒュー、これは?なに?』
『それは、眼鏡と呼ばれるモノで人間の中には目が不自由な人もいて、レンズと呼ばれるガラスを通して目がよく見える様にする道具ですよ。』
『へ~!』
夕日がビルに差し掛かった頃
ヒューは天を仰ぐ
『さて、そろそろ帰りましょう。二人共。』
『もう?まだあっちとか見てないよ~!』
『ね~!』
『ね~!じゃ、ありません!ミユ様!それでも時期神になる方でしょう!お父様とお母様を見習って下さい!毎日毎日仕事をしっかりなさってると言うのに…。』
『は~い!帰ります!』
ヒューのお小言は始まると止まらないのを知っていたミユは大人しく了承した


