天を仰ぎ



『ミユ様!ダメなものはダメです!』


ミユはシアンに目配せする


シアンが頷いた

『ミユミユ、フラーッシュ!!』


すると一面金色の光に覆われた



ヒューは眩しさで目を瞑り、両手を離してしまった



『シアン!行くよ!』

『うん!!』


ミユはシアンの手を取り地上へと降下した






『全く…やんちゃな二人だな。』

ふう。とヒューは溜め息を漏らし腕を組んだ