「そうか…じゃあ、くじ引きで決めるか!これなら公平だからな。」 「ま…それならいいんじゃないか?なあ、皆。」 他の生徒は頷くのを見て、日向はくじ引きの箱を教卓の下から取り出した 「って、先生もう用意してあったの?!」 教卓に近い一番前の席にいた綾が驚いて言った 「早っ!!」 「今の高校生は冷めてるから誰も委員長になんかなりたがらないって聞いてたからな。」 ニコッと日向は微笑む