「でも、おばあちゃんになるまでは勘弁して下さいね。」


「はい。頑張ります!」


ミユがふと天を見上げる


三日月と星々が天を照らしていた

「今にも届きそう…。」


ミユは月に手を伸ばす


三日月に照らされたミユは細い腕や指先、色白の顔が更に白く透き通り、今にも消えてしまいそうに見えた


ヒューは慌ててミユをキツく抱きしめる

「く、苦しいよ。ヒュー。」