「その好きな奴って誰だと思う?波留嘉だよ?

だから口止めされてたのにー!!あーあ、

全部言っちゃったあー!怒られるー(笑)」

「そんな・・・嘘でしょ?」

あまりに驚きすぎて腰を抜かす私。

「あははっ(笑)

・・・・・まだ慶太の事好きなんでしょ?

慶太だったらさっき一人で教室にいたよ?

・・・・・・いってきなっ♪」

「・・・ありがとうっ!行ってくるっ」


私は絵里の元を離れて

ダッシュで向かった。

----------慶太の元へ。