そうかもしれない

私・・・・・慶太を忘れようとして

必死に人を好きになろうとしてたのかもしれない

「泰ちゃ・・・・・・」

『早く切って。こっちが辛い。』

「--------ッ・・・

あなたの笑顔もぬくもりも・・・全部全部

大好きだったよ。

それだけは本当。」

最後にそう呟いて電話を切った。

電話を切ってから

いったいどれだけ泣いたのだろう?


私と泰浩の関係は

儚く終わった。