私と優嘉は慶太の元方へ行った。

「うっわ、きたし!」

しばらく見ないうちにすっかりガキ化

してしまった慶太。

「なによ、きちゃいけないの??」

「ふっ!」

鼻で笑う慶太。

「はぁ~??」

「こっちくんなや!これいじょうくるなら

 おれの足くさパワーかましてやるぞ!!」

と言いながら、私に足を向けてくる慶太。

「うーっわ、最低・・・」

「足くさパワー!」

と、引き続き慶太の弟もまねをして

やり始める。

「ばっかみたい!ゆう、したいこー?」

「うんー」

「ちょ、おれらもいくんだけど。」

「なにしに?」