カップルのおきて【修正中】

重竹はただ私を睨んでいた。





私は重竹を見ていた。



重竹が私に話しかけてきた。
睨んだ目はとどめたままで。



「彼氏と仕事、どっちが大事なの。」





「そんなの答える価値もないわ。」





「普通の神経してたら、
彼氏が危険な目にあったんだから、
仕事やめるでしょ!?
次があるって思わないの??」




「思わないわ。」







「あんたっ…、頭おかしいんじゃないの!!??」





「仕事と彼氏どっちが大事とか
言ってたけど、この仕事に
私は誇りをもってるわ。
だから、なにがあっても仕事はやめない。
そして…、かずはそんなこと絶対言わないから。
かずはいつだって私を応援してくれてる。
だから、私はどんなことをされてもいい。
かずを………、傷つけるのは許さないっ!!」




私はいつの間にか、重竹に詰め寄っていた。
先ほどに比べると、少しおびえた顔をしていた。



どのくらいにらみ合っただろう。
突然、重竹は下を向き、
何かをつぶやいて、
去っていった。




私は重竹の背中を見たあと、
かずのもとまで走った。
早く、早く…、かずに会いたい。