「ねぇ、見たぁ??藤木桃彼氏いるんだってさぁ!!」
「なんか藤木桃がいっつも出てる雑誌ほほうで
藤木桃がそれについて書いてたよぉ??」
『"彼氏"ですが、なにか??』
雑誌の表紙にはこう書いた。
内容を考えたのはすべて私。
私から直接ファンのみんなに
伝えたいから。
週刊誌のなかには、もちろん
批判じみて書いてあった。
『芸能人としての自覚なし』
とかね。確かにそうかもしれない。
始めから言っておけば、
こうはならなかったかもしれない。
それで、ファンが離れていったら
それは私のダメだったところで、
仕方がない。
でも、私はできる精いっぱいのことをした。
これでクビになっても、
私は…後悔しない。
私は雑誌の一節に目をやった。
『たとえ、誰かが私の写真を
週刊誌に売ったんだとしても、
私はそれはそれでよかったと思う。
その人が私の罪に気付かせてくれた。
私は最高のファンを持てて幸せです。』
重竹には伝わったかな。
この雑誌を読んだかな。
ううん、どっちでもいいか。
次何があっても
もう怖くない。
かずさえ傷つけられないなら。
私は着替えを済ませ、
事務所を出た。
……予想はしていた。
そこにいたのは、
まぎれもない重竹であった。
「なんか藤木桃がいっつも出てる雑誌ほほうで
藤木桃がそれについて書いてたよぉ??」
『"彼氏"ですが、なにか??』
雑誌の表紙にはこう書いた。
内容を考えたのはすべて私。
私から直接ファンのみんなに
伝えたいから。
週刊誌のなかには、もちろん
批判じみて書いてあった。
『芸能人としての自覚なし』
とかね。確かにそうかもしれない。
始めから言っておけば、
こうはならなかったかもしれない。
それで、ファンが離れていったら
それは私のダメだったところで、
仕方がない。
でも、私はできる精いっぱいのことをした。
これでクビになっても、
私は…後悔しない。
私は雑誌の一節に目をやった。
『たとえ、誰かが私の写真を
週刊誌に売ったんだとしても、
私はそれはそれでよかったと思う。
その人が私の罪に気付かせてくれた。
私は最高のファンを持てて幸せです。』
重竹には伝わったかな。
この雑誌を読んだかな。
ううん、どっちでもいいか。
次何があっても
もう怖くない。
かずさえ傷つけられないなら。
私は着替えを済ませ、
事務所を出た。
……予想はしていた。
そこにいたのは、
まぎれもない重竹であった。

