カップルのおきて【修正中】

ピルルッピルルッ



「はい。」




『小谷よ。一応の策だけはやっておいたけど、
あとはあなた次第よ。
あなたがこのまま、芸能人として頑張るのか、
やめて一般人になって彼氏とラブラブやるのか、
どっちかね。』



こんな言い方だと、凄く皮肉っぽいが
これが小谷なりの優しさなのだ。
私が本当に嫌ならなにかしてやろう
とは思わない。
私がいなくても、小谷には仕事なんて
いくらでもある。
口では絶対言わないけど…、
私は小谷には感謝してる。



でも………、今回のように
またかずが私のせいで
事件に巻き込まれたら………。



かずをとるか………、







仕事をとるか………。






「少し……、考えさせてください。」





『………、わかったわ。
決まったら連絡ちょうだいね。』




電話を切り、私はベッドに
横になった。なんだか、
いろんなことが一気に起こって、
頭がこんがらがる。
私は着替えて、かずの家まで行った。
かすり傷だったかずは、
入院は大袈裟だということで、
自宅療養ということになっている。
膿んだりしない限りは、
家にいるようだ。




今は…、かずの顔が見たい。
かずに"桃ちゃん"って
いつもみたいに呼ばれたいよ…。