カップルのおきて【修正中】

はぁっ…、はぁっ……。かず…??どこ………っ!!??




「〜……れっ!!!」





「〜……っ!!!!」





この声っ、かず…??








私はかずの声がするほうへ走った。
誰かともめてた…。
だとしたら、重竹と…。








あっ、いたっ!!!!






かずは重竹とカメラを争ってもみ合っていた。






「かずっ…………。」








そのときだった。
重竹の胸元から光ったものが見えたのは。


そして、一瞬だった。
その光ったものが…、かずの腹に消えていったのは……。











「い……、いやああぁ!!!」







私の叫び声を聞き、重竹は逃げていった。
ナイフはその場に落ち、甲高い音をたてた。







駆け寄ったとき、かずは意識がなかった。
何度呼んでも、かずの目は覚めない。



私の……、私のせいだ。
怖くて、手についた赤い血が怖くて、その場から動けなかった。