リビングへおりていくと、かずが先にご飯を食べていた。
「あら、桃っ!!今日も仕事??」
「まぁね。」
私はそっけない返事をして、席につき、ご飯を食べ始めた。
隣のかずは、もぐもぐ食べながら、たまに、おいしい、とかなんとか言っている。
そういや、昔からよく言われたものだった。
かずくんは、愛想がいいのに、桃ちゃんは……、
とかね。
私とかずはいつも一緒だったから、比べられがちだったんだなぁ。
今思えば、どってことないんだけどね。
「ごちそうさまっ!!」
「かずくん、もういいの??」
「えぇ、今日は朝からバイト入ってるんで。じゃあ、桃ちゃん、またあとでね。」
かずは手を振って、帰っていった。
私も急いで朝食を済ませて、仕事に出掛けた。
……よし、いないな。
事務所の前に、例のあの子がいないかを確認して、さっとドアを開け、中に入った。
どくんっどくんっ
そういや、昨日のブログの件……、バレてたりしないよね…??ファンとの過剰接触とかで、クビ…とか……。私は血の気がひく思いがした。
そして、遠くからヒールの音と一緒に、小谷の私を呼ぶ大声が迫ってきた。
「あら、桃っ!!今日も仕事??」
「まぁね。」
私はそっけない返事をして、席につき、ご飯を食べ始めた。
隣のかずは、もぐもぐ食べながら、たまに、おいしい、とかなんとか言っている。
そういや、昔からよく言われたものだった。
かずくんは、愛想がいいのに、桃ちゃんは……、
とかね。
私とかずはいつも一緒だったから、比べられがちだったんだなぁ。
今思えば、どってことないんだけどね。
「ごちそうさまっ!!」
「かずくん、もういいの??」
「えぇ、今日は朝からバイト入ってるんで。じゃあ、桃ちゃん、またあとでね。」
かずは手を振って、帰っていった。
私も急いで朝食を済ませて、仕事に出掛けた。
……よし、いないな。
事務所の前に、例のあの子がいないかを確認して、さっとドアを開け、中に入った。
どくんっどくんっ
そういや、昨日のブログの件……、バレてたりしないよね…??ファンとの過剰接触とかで、クビ…とか……。私は血の気がひく思いがした。
そして、遠くからヒールの音と一緒に、小谷の私を呼ぶ大声が迫ってきた。

