カップルのおきて【修正中】

「お前…、そんなに俺が好きなの??」





「な…っ、今は違うからっ!!」







「…じゃあ、この手はなんなの??」








そう言って、先生は握っている私の手に、軽くキスをした。電気が身体を駆け巡ったような感じがした。












なんでだろう…。嫌なのに…、先生から離れられない。こんな手、振り払えばすむのに、止めないでほしい自分がいる。












「これはっ、ただ…目に髪入りそうだったから、どけただけで……っ!!!!」





言い終わる前に、私はソファーに凄く強い力で押し倒された。先生の後ろにある明かりのせいで、先生の顔がよく見えない。












「期待…してたんだろ??」









先生の顔が近づいてくる。




どんどん近づいて、私の唇に、先生の唇が触れようとした瞬間……、

















私の頬を頬を涙がつたった。