「あ……」 男がため息をつく 「ボスに怒られちまうよ。どうしてくれるんだ」 ちょっとかわいそうになってしまった 「ご…ごめんなさい。――ねえ、その『ボス』って何?…あ、そうだ、あたしをそこへ連れてってよ。あたしが理由を話すから。そのあとアジトで記憶を消してもいいからさ。ほら、どうせそのライトは基地にいけばたくさんあるでしょ?」 とにかく思いついた言葉をぺらぺら喋った やや酸欠気味 「ま、まあ」 「どうせ忘れるんだし、連れてってよ」