「あのぉ、
彼女とかってぇ、
いるんですかあ?」



うっわ、すご。
胸元開けて、
すっごい胸強調してるよ。
グロスたっぷりの
唇だし。
いったいどこの
お嬢様なんだか。



「彼女は、いない。
でも
『じゃああたしぃ、
彼女に立候補するぅ!』」



最後迄話を聞けよ。



「すまん!それは
無理だ。
彼女は居ないけど、
俺には最愛の奥さんが
居るから」