私の恋愛模様。

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少し遅刻気味の時間帯。
取り巻きのファンの子がいない時間。
一人になれる数少ない時間。
ただ、昨日のと違うのは飛鳥に頼んで一人で登校しているということ。


1、2ヵ月に1回ぐらいの、本当偶にのことだけど。


そんな日に、偶然ふらふらの君がいた。
大丈夫かな。と思った瞬間倒れた君を見て、咄嗟に走っていた。


「優空ちゃん!?優空ちゃん!!」


聞こえてないみたいで、ぼーっとする優空ちゃんを抱えて急いで保健室へと向かう。