私の恋愛模様。

「う、ん。言わな、い…。」


思わず安堵の溜め息が漏れる。


「本当?ありがとう。
じゃあ俺、仕事行くよ。
マネージャーからメールきたし……。
送れなくてごめんね。
また明日!」


「あ、ばいばい。」


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「はぁ。」


疲れた。まさか、あの子に知られるなんて。
悲しみと情けなさに、一筋涙が流れた――。