私の恋愛模様。

――――――――――――――


離したくない。
今だけは、この子を離すなんてしたくない。


ヴヴヴヴヴ、ヴヴヴヴヴ


バイブ音で我にかえった俺は、勢いよく優空ちゃんを離してしまった。


「あ、ごめ。何やってんだろ俺。
ごめんね。」


「……ううん。」


ほっとしたのも束の間、