煙草
なのに、俺はやっぱりこれを止められない。


飛鳥にだけは絶対ばれないようにしてるけど、いつ誰に見られるかわからない。


それでも、息抜きしないと俺は潰れてしまうよ。


ごめんな、飛鳥……。
俺にとって飛鳥は誰より大切な、大事な人だ。
だからこそ、言えない。
ごめん。ごめん。飛鳥……。


飛鳥に対して申し訳なく思っていたとき、誰かの声がした。


「た、ば…こ…?」