雷鳴の夜

振り切れる計器の針。

青白き電光。

地下にもかかわらず部屋の中は眩いばかりの閃光に包まれる。

その光は10型さえも怯ませ、私は目も開けていられずに立ち尽くすしかなかった。

…轟音と稲光が、この部屋に直撃したかのような光景。

やがて。

「……」

閃光が止む。

ゆっくりと目を開ける私。

その私の目に飛び込んできたのは、全身から白煙を上げて雄々しく立つ、『人造人間13型』ヴィクターの姿だった。