ぬるめのシャワーを浴びながら、この前の怜二の事を思い出していた。 −−-…… 朝起きると、部屋の中にはかすかにシャワーの音が響いていて。 ………ここ、何処だっけ? 寝ぼけた目をこすりながらあたしが薄暗い室内をぼんやり眺めていると、 ガチャッ−− いきなり明かりが洩れてきて、そこには上半身裸の怜二が立っていた。 「ぎゃああああ…-−!!!」 `