ガックリ−−
キスした時と一緒で……
「やっぱり、理由なしか……」
少しだけ期待してたのに。
あからさまにうなだれたあたしの頭に、神木の手が触れた。
と、思いきや、そのまま引き寄せられた。
「嘘。お前を助けたんじゃなくて、俺が嫌だったんだよ。
お前が人のモノになるのが」
ドクンッ−−
この状況で、そんな事言われたら、あたしなんて単純たから、期待しちゃうよ……?
「言っただろ?俺がお前をホントの女にしてやるって。
他の奴にその権利を与えてたまるかっつぅの……」
「怜二………?」
見上げたすぐそこには、眼鏡を外した怜二の顔があって。
キュンキュン バクバクバク…-−−
すみません。
あたしの心臓、壊滅的ダメージ受けちゃいました。
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