汗だくで試合会場に入ると、すでにあたし以外のメンバーが円陣を組んで作戦会議中で。
「遅れてごめん……」
小声で囁きながら、こっそり朋歌の後ろにしゃがんだ。
円陣の中心は、もちろん現役バレー部の香苗。
「い〜い?相手チームの木内は、根っからのアタッカーだから。
あたし達3人でなるべくブロックに飛ぶけど、多分、止められないと思う。
皆のフォローよろしくね」
って、初戦から相手チーム手強そう?
レシーブとか、普通にムリですから……!
流れる汗をぬぐってるあたしの額に、新たに冷や汗が浮かんだ。
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