あっ!ヤバっ……!
さらに注目を浴びるあたし達。
「プッ…ププッ…」
なぜか自分の言葉にウケている颯くんの腕を掴んで、その場から慌てて駆け出すと同時に、カァと頭に血が昇ってきた。
いい歳のオッサンが!
何を血迷って女子高生ナンパしてんだよ!
八つ当たり気味で後ろの颯くんに声をかける。
「凌ちゃんは何処?
何処でナンパなんてしてんのっ!」
「待ってよ、乙葉ちゃん!
嘘だって!ナンパじゃなくてスカウト中なんだよ!」
…………はっ??
「スカウト?」
拍子抜けしたあたしは、やっと足を止めた。
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