体育館裏には、同じように涼んでる生徒達がちらほら居て、じゃれ合うあたし達を興味深げに眺めている。
それに気づいてしまったあたしは、慌てて体を離して話題を変えた。
「で?凌ちゃんは?
ってか、お弁当は?」
いきなり態度を変えたあたしを、一瞬不思議そうにしながらも、気持ちを察知してくれたのか、颯くんはすぐに向こうに視線をずらして話し出した。
「ああ、お弁当は凌さんが持ってる。
その凌さんは今、……ぷっ、ナンパ中」
相手の気持ちを汲み取ってくれる辺りもさすがホストだなって感心しながら、最後の言葉にあたしは絶句した。
「はぁ??ナンパ!?!」
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