朝、ケータイのアラームで目を覚ますと、隣に暑苦しいぬいぐるみが−−-…… 「うわっ!もうこんな時間じゃん!?」 じゃなかった。 焦る悠紀が居て、その邪魔な体を足で追いやった。 「つぅか、人のベッドに勝手に入ってくんなっ!」 「イテテテ…… お前、客である俺様を足蹴りすんなよ……」 ぶざまな格好で床に転がる悠紀をまたいで、俺はシャワーを浴びに行く。 「泊めてやったんだから、下のコンビニで朝メシでも調達して来い」 `